Brandstory
ー 私たちの思い ー
株式会社gratify 代表取締役 楠本 朋
始まりは自分自身の中に。
感動のネイル体験。
私は自分の大きな手が大嫌いでした。手がコンプレックスだった私が、友人の勧めで初めてネイルサロンに行った時のことです。甘皮を丁寧にケアしてもらい、綺麗なカラーを塗ってもらいました。すると、あんなに太かった自分の指先が見違えるようにキレイになって感動しました。嬉しくて、その帰り道、自分のために指輪を買いました。太い指が恥ずかしくて、指輪なんてつけたことがなかったのに。その時の感動が、ネイルサロンを仕事にしようと思ったきっかけです。
2008年 サロンオープン。
しかし...
ネイル、まつ毛エクステサロンreplusを2008年に開店。ところが4年後、信頼していた幹部が主力メンバーたちを連れて独立をしてしまい、事業がほぼストップ状態に。2012年4月replusは閉店を余儀なくされました。
傷ついた私を救ってくれた仲間たちと
新ブランドgratifyをオープン。
人間不信になっていた私を支えてくれたのは、素晴らしい仲間との出会いでした。どん底の私を支えてくれている彼女たちに対して何ができるのか?ネイルやまつ毛エクステという美容のお仕事を通して、お客様や社会に対して一体何ができるのか?何度も何度も自分の胸に問いました。
2012年5月、1ヶ月で体制を立て直して新サロンをオープン。十分な設備投資をするお金はなく、IKEAで買った学習机を徹夜で改造してオープンの日を迎えました。自分たちの技術とセンスだけが頼りでした。お客様に見合う空間が提供できない申し訳なさでいっぱいでしたが、私たちは自分たちの想いに誇りを持っていました。全員が温かい絆で結ばれ、心が燃えていました。
新しいサロンはgratifyと付けました。〈人を〉満足させる、喜ばせるという意味です。目の前のお客様のために何ができるのか?「この方のために!」そんな想いをこめたネーミングです。
4年で9店舗の拡大成長。
私たちの想いにお客様が共感してくださるようになり、また想いに共感してくれる仲間が増え、本店オープンから半年後、gratifyplusを開店。その後も4年で9店舗と、スピーディに拡大させて頂きました。利益は設備投資へ回して、お客様に喜んでいただけるよう店内をリニューアルしました。当初1脚3,000円だったネイルチェア、1台10,000円だったリクライニングチェアは今では10倍以上のチェアに変わりました。
"目の前のこの方のために何ができる?"
gratifyでは、この合言葉を胸にスタッフ全員が働いており、設立から現在に至るまで経営の隅々に貫かれています。私たちはこれからも、お客様の喜びのためにあり続けたいと思います。どうか末長いお付き合いをお願い申し上げます。